2024/02/07
【創業400周年を迎え 福砂屋 新工場建設について】
創業400周年を迎え長崎県諫早市に土地を取得し
新工場建設と流通改革を目指します。
おかげさまで福砂屋は今年、甲辰年に創業400年を
迎えました。
永きに亘ってご愛顧いただきましたことを、
多くの皆様に感謝を申し上げます。
この記念の年に、長崎県諫早市南諫早産業団地に
約3.3ヘクタール(約10,000坪)の土地を取得し、
新たな工場の設立と流通改革を発表いたします。
今回の新工場建設プロジェクトは伝統を重んじつつ、
将来に向けて進化する福砂屋の決意を示しています。
(新工場設立の目的)
新工場設立は、現在使用している施設からの刷新を
意味し、従業員の働きやすさと生産性の向上を目的と
しております。
私たちは永きに亘り、カステラを製造して参りました。
昔ながらの製法に、新しい技術や設備を整え、工場内の
効率的な運営を目指します。
また、DXも積極的に推進し、製造から製品出荷までの
工程を効率化、集約することにより流通プロセスの改革
も目指します。
・従業員が今以上に、安心・安全に働ける環境整備。
・原材料調達~製造~製品出荷の生産・流通プロセスを
短縮し、サプライチェーンの効率化と全体最適化。
・県央地区を拠点とし高速道路IC近接をメリットに、
県内外への物流ネットワーク再編。
新工場の設立と流通改革は福砂屋が次の100年を見据え、
長期に亘って真心を込めたカステラを提供し続けるため
の重要なステップと考えています。
これらの進化を通じて、安心・安全な製品をつくり
お客様に更なる価値を提供し続けてまいります。
福砂屋について:
福砂屋グループは、寛永元年 甲子(1624)年に、
内町が拡張された長崎 引地町で創業いたしました。
東西文化の出会いと交流ができる唯一の街でした。
創業以来、400年という永きに亘りカステラをつくり
続けています。
1952年に東京支店開設、1983年には福岡支店を開設し
全国のお客様へカステラをお届けしております。
手づくりの伝統を日々に確かめ、カステラ文化を
創造して参りました。
伝統は頑なに守るものではなく、時代認識を持ち大切に
育てていくことを肝に命じ伝統を繋いできました。
創業の心への原点回帰と創意工夫を支えとして、
これからもお客様との絆を大切に、
「カステラ 時をつなぐ 心をつなぐ」
このカステラづくりの心、ものづくりの心を旨とし、
時をつないでいく所存です。
これからも次の100年に向けて、変えるものと変えては
いけないものを着実に見極め、カステラ文化の創造・
普及・発展を今後も使命とし、ゆっくりと未来へ向けて
一歩一歩確実に先を目指して参ります。
■立地事業所の概要
(1)事業所名 株式会社カステラ本家福砂屋本社工場
(仮称)
(2)立地場所 南諫早産業団地
長崎県諫早市栗面町541番57
(3)取得面積 約3.3ヘクタール (1-2号地)
(4)建物面積 約14,000㎡
(5)建物構造 鉄骨造
(6)着工予定 令和7年
(7)完成予定 令和8年以降
(8)生産品目 カステラ、オランダケーキ、
フクサヤキューブ 他
(9)雇用者数 約400名(うち新規雇用 50名)
■企業の概要
(1)企 業 名 株式会社カステラ本家福砂屋
(2)本 社 長崎県長崎市船大工町3番1号
(3)東京支店 東京都目黒区青葉台1-26-7
(4)福岡支店 福岡県福岡市博多区 東光寺町1-2-33
(5)設 立 寛永元年(1624年) 登記は昭和28年4月
(6)資 本 金 3,500万円
(7)代 表 者 代表取締役社長 殿村 育生
(8)業 種 菓子製造業
(9)事業内容 カステラ、オランダケーキなどの製造
(10)従業員数 615名(令和6年1月1日時点)
(1)企 業 名 株式会社福砂屋商事
(2)本 社 長崎県長崎市船大工町3番1号
(3)設 立 昭和62年9月
(4)資 本 金 9,000万円
(5)代 表 者 代表取締役社長 殿村 育生
(6)業 種 不動産管理業、卸売業など
(7)事業内容 不動産の賃借及び管理、菓子原材料卸売、
包装資材卸売など
(1)企 業 名 株式会社福砂屋
(2)本 社 長崎県長崎市船大工町3番1号
(3)設 立 平成14年7月
(4)資 本 金 1,000万円
(5)代 表 者 代表取締役社長 殿村 育生
(6)業 種 菓子小売、卸売業
(7)事業内容 カステラ、オランダケーキなどの菓子販売